大人だって、ときには泣きたい日があります。
「こぐまちゃんえほん」シリーズは40年にもわたり子どもたちに愛されてきました。なかでもホットケーキがだんだん焼けていくようすを描いた「しろくまちゃんのホットケーキ」は220万部を超える人気で大人の目で見ても、本当においしそう。日本を代表するヒット絵本に込められた、作り手の思いを追いました。 20世紀最高のファンタジー「ナルニア国物語」の第3巻『朝びらき丸
東の海へ』が、映画「第3章 アスラン王と魔法の島」として、2月25日にシリーズ初の3D映像で公開されます。エドマンド、ルーシー、カスピアン、そして今回初登場のユースチスと一緒に、アスランが待つ心躍るナルニア国を、荘厳優美な帆船で旅してみませんか。
パリの老職人の手によって綴じられた一冊の本、樹齢400年のアカシアの木、小さな街で受け継がれてきた祭り。人々に慈しまれ、長い時を見守ってきたものたちを通して、心の交流を描いてきた画家・絵本作家のいせひでこさん。2月11日から世田谷文学館で開催される原画展を記念して、再新作、近作のご紹介と作家のアトリエインタビューをお届けします。
懐かしくて温かい。そしてかわいらしさの中にも大人っぽさも感じさせる寺田順三さんの世界。現在京都で、大規模な展覧会が開催されています。寺田さんがキャラクターデザインを手がけたアニメーション『カルルのふしぎな塔』、そこから生まれた絵本など新しい寺田ワールドをご紹介します。
アイヌとしての生き方を貫き、63歳で刺繍と出会った宇梶さん。自然の恵みと動物との共生をテーマに絵本を描くどいかやさん。アイヌ文化と絵本を通じて出会った二人の女性がこの春、ひとつの小さな展覧会をきっかけに大切なメッセージを伝えます。
愛する者との別れは、必ずいつか訪れるし、なにげない言葉で友達を傷つけた自分を、悔やむ日もある。
一方で、誰かのただひたむきに生きる姿や、四季のはかなくも美しい移ろいに胸を打たれたり、家族と囲む食卓に、小さな幸せを実感する日もある。
私たちの人生に絶えずやってくる、悲しみや喜び。
絵本には、そんな心の振動を、やわらげたり、ふくらませたりする、不思議で頼もしい力が秘められています。
泣きたい日には、そっと絵本をひらいてみてください。
深呼吸をするように絵本の中をたゆたえば、世界はいつのまにか、やさしい彩りに包まれていることでしょう。こぐまちゃんとしろくまちゃん
ナルニア国の大海原へ朝びらき丸で旅に出よう
いせひでこ 絆を描く
寺田順三 カルルと仲間たち
宇梶静江の刺繍と絵本
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ワンワンちゃん/工藤ノリコ
ちまちゃんとこくまとモモ/もりか
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すずめや帖/雨宮尚子
あとがき/加藤久仁生
PEOPLE〔今最も旬な人〕 ルース・スタイルス・ガネット
FAVORITE〔私のお気に入り〕 みやこしあきこ
SKETCH〔ねこ日記〕 高橋和枝
商品出貨前&理貨人員均已進行相關清潔及消毒。